昨日の祖父の船の話。ずっとどこの海か気になっていて、いつか場所がわからなくてもその近辺の海に献花して来たいとひそかに思っていた。
でも「南方の海」とはあまりにも漠然としていたので無理かな…と思っていたが、場所が明確にわかった。

これは、行かねばならないのではないか…という気がする。
そこで、なぜ今なんだろう…と不思議に思っていた時に心に入って来た言葉が

メメントモリ だった。

死を意識して生きなさい。
人はいつか死ぬ存在だと意識して生きる。

それは、祖父からのメッセージなのかもしれない。
私は、祖父の死について小学生のころから聞かされていたし、13歳で父が死んだ時も人の命の儚さは痛いほど感じていて、たぶん人より幼い頃から「死」というものを意識していたかもしれない。

それが、ここにきて、より明確にそれを提示されたのはなぜだろう…。
その答えが、済州島の海の上で見つかるのだろうか…。

春になったら…、と思っている。

祖父は、一度丘にあがって船の航海は引退していたのだそうだ。それをもう1度だけ乗らないか、と誘われ航海に出たその先での戦死。
「摩耶丸となら心中してもいい」というくらい船を愛していたのだそうだ。そして本当にそうなってしまった。
記事をじっくり読んでいたら、わずか攻撃から2分半で船が沈んだんだそうだ…。2分半ですべての運命が変わったんだよ?戦争って…。
もし、その時祖父が死んでいなければ、おそらく祖父は神戸へ出ていたはずだ。
そうしたら、父と母の出会いはなく、私も存在しなかった。

祖父の悲運のその運命が私をこの世に誕生させたのだと思うと…人と人の運命はなんと不思議につながりあい、干渉しあっているのだろうか…と思わずにはいられない。

メメントモリ 深い言葉…。

from maru

http://www.esaga.jp